2011年5月22日日曜日

英語授業研究学会(2011/5/21)

今回が関東支部の169回回目の研究会だったそうです。それだけ長く続くというのは、やはりそれだけの価値がある学会なのでしょう。

今回の研究会では(Smallerは第一部のみ参加)、中学3年生の英語の先生の授業実践をビデオで視聴した。先生は東京教師道場と呼ばれるセミナーに通ったそうで、そこで教わったこと、そしてまだその教えに疑問を持つ内容をいくつかリストアップされている。
洋楽での歌の指導(先取りして歌うことでリード→一緒に歌う)
Q&Aでの疑問文の復唱
生徒の発話の言いなおし
etc...
他にもいろいろあるのですが、ここでは割愛します。

<少人数制授業でのメリット>
この授業は、少人数で行われていました(18名)。つまりクラスを半分に割っているのです。
授業鑑賞が終わった後、行ったペアでの話し合いで、相手の二宮先生がおっしゃっていたのは、「オーラルイントロダクションが本当に分かったと確認できたか」ということです。「少人数というメリットを活かし、全員の理解度が確認できてい案買ったのではないか。」実際、Q&Aで答えを言っていたのは、やる気のありそうな特定の子だったのです。ここで、大人数だと話は変わってくるのですが、少人数クラスのメリットを生かすことが必要なのでは、というお話でした。
ここから、その場で出たメリットの整理です。


  • 一人ずつ挨拶したり質問したりてもそこまで時間はかからない。
  • ペアが絵や積替えなどが気軽に授業内ですらできる。
  • 提出物に赤が入れられる(大人数だとなかなかできない)
等をあげられていました。


更に質問の種類についても考え方の整理がされていて、短い時間でしたが充実していました。
特に考えさせられたのは、Oral Introductionを絶対視せず、きちんとわかっているのかを常に気をつけておくことが大事だ、ということだ。最近特にだが、Oral Introductionを絶対化するようなことがったのをちょっと反省しました。あとは、New WordsのFlash Cardをつかったものも、きちんとその単語を意味を付加した状態にできるのか、という疑問もわきました。Card以外にももっとジェスチャー等を使った方が、やはり身につくのかな、と。とにかく、暗唱中に日本語の意味をちょっとFlashさせるだけで意味と結び付けられる、というのは無理な相談なのでは?と。

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