2011年6月26日日曜日

適格な目標達成を考える

下の記事の適格な目標設定の基準に照らし合わせて、いくつかの目標を練り上げることにする。

①模擬高校授業

  1. 肯定的にする→将来の授業案を考えるため、模擬授業を行いたい。
  2. 自分でできることか、続行できるか→可能であるが、月に一度でよい。参加できる人間を集める必要はある。しかし月1の束縛ならば問題はないと思われる。
  3. コンテクストの明確化→ESSの一年生何人か。空き教室で。まず夏休みに何回か。よければ後期に入り定期的に。
  4. 感覚的に→やれる、という手ごたえを得る。役に立っている、という達成感。
  5. 段階に分けて、順序立てて→まずはやりたい活動を3個ピックアップする。実際に自分でできる状態にする。人を集める。場所と日時を決める。作った試案を実行する。フィードバックをもらう。これからもやる了承を得る。実際に授業を作る。
  6. これから必要なリソース→説明に必要なクラスルームイングリッシュ。マテリアル。
  7. 目的達成の証拠→参加者からの肯定的なフィードバック
  8. 強制力のある表現→ここで成功しなければ後2年で高校の先生になどなれない
  9. エコロジー→教育実習との両立が大変だが、決して相容れないわけではない。教室での生徒理解や、教師としての一般的スキルを学ぶ。
よって、目標としては、
「とりあえず夏休みに高校の模擬授業案をESSの何人かを対象に行い、高校での授業に使える活動のストックを増やし、自信につなげる。そして後期につなげる。」
ということになる。

うーん、何か微妙に違う気がする笑。というかもともとこの題材が馴染んでない笑。
もういっちょ!!

②集団運営能力の向上
  1. 肯定的にする→クリア
  2. 自分でできるか、続行可能か→クリア、但しあくまで自分が率先している集団があることが必要。よって、当座は「実習先のクラス」とでもしておこうか
  3. コンテクスト→実習中の3週間、実習先のクラスで、しっかり16コマの英語の授業をやり遂げ、全員にB以上の評価をあげられるようにする。
  4. 感覚→楽しさと快感を得られるように
  5. 小さく分け、順序立てて→夏休みに8つの指導案を完成させる。指導教官にOKをもらう。実行し、生徒たちの理解度をあげる。
  6. 必要なリソース→指導力。活動のandに関する知識。Motherly English.
  7. 証拠→評価規準で全員B以上(つまりクリア)
  8. 強制力→これをしないと生徒の将来をつぶす。また、単位が出ない笑
  9. エコロジー→クリア
つまり、「実習で、中学校一年生に教えるために簡単な英語で説明する力や様々な活動の知識を身につけながら、生徒にしっかり目標の言語材料や題材を全員B以上の成績をあげられるほどに理解させ、教師としての喜び、自信を垣間見たい」くらいかな。


なんかまだまだ下手な気がする。目標が肥大化していってるだけな気が…笑


とりあえず、目標を的確にするためには、①実現可能性②具体性③達成有用性、の3点を熟慮することがキーな気がするのでした。ちゃんちゃん。

NLP ノート2

地図を明らかにする(現在のプロセスを作っている構造の理解)
適格な目標の設定
必要なリソースの適応
目標の達成
(常に状態の管理?)


適格な目標を設けるための判断基準は下のようになっている:
①肯定的に表現されているか
②自分が実行、継続できることか
③コンテクストが明示されているか
④感覚に基づいた言葉で表現されているか
⑤目標は簡単に対処できる段階に分けられて、一定の順序に配列されているか
⑥使われるリソースがたっぷりと盛り込まれて目標・計画が表現されているか
⑦目標達成の証拠を特定できるようになっているか
⑧強制力のある表現になっているか
⑨エコロジーはチェックされているか



上の目標達成プロセスを助けるメタパターン
  1. 適格な目標を立てる
  2. ペース合わせ/マッチング
  3. キャブリエーション
  4. エコロジーのチェック
  5. 反応の柔軟性を高める
  6. 状態を顕在化させる
  7. 状態を発生させる
  8. 状態を中断する
  9. アンカーを設定する
  10. 肯定的な意図にアクセスする

2011年6月24日金曜日

Leadership

Recently, I've been thinking about leadership.
I've had some opportunities to lead some groups, and have found that I am sometimes at lost what to do in order to improve them. Problems are sometimes about the motivation of members, sometimes the management of members, sometimes about events or sometimes about the relationships with members/among members.

Today, I found an interesting article on leadership:リーダーシップの5原則を考える - モチベーションは楽しさ創造から

Here, let me summarize what is written on this page. Author has three points that are essential:
1. Focus on problems, not on individuals. Point out problems, but do not make it just accusations against one person. Give feedback to everyone in a group.
2. Respect the other's self-confidence and self-esteem.
3. Always be conscious of the importance of conductive relationships with the others.
4. Leaders are for changes, which the others are reluctant to make
5. Be the first to do it. Don't be afraid of making mistakes. Be the model.

In short, when you are a leader of a group, please take care of the relationship(s), and if the group is in disorder, take an active initiative.
Taking these perspectives into a consideration, I was not so sure if I was successfully fulfilling these elements. Rather being a real leader, I was just a member of groups which I was in. So I'll do my best to manage the groups and have more constructive discussions.

2011年6月19日日曜日

2年の時のデータ

たった今、2年の時(つまり去年)の英語科教育法での比較導入MTの音源を聴いてみた。
名前をアルファベットでつけてたり、絵もめちゃくちゃなの持っててたりしたなあ。
まあそういえばあの時は、良く自分の狙いが分かってもらえてなかったりもしたし、
結構落ち込んだ覚えがある。だから今ゼミやってるってのもあるし。

でも、自分さらっと二個、いいこと言ってた。
一つに絞ってやりたかった、っていうのと、興味・関心が引き付けたかった、っていうの。
なんか不満な、っていうか、よくわかんねえぞ、みたいな声が上がってたけど、そこは良く言った俺、って思った。

最近よく思うのだけど、自分は大学入った時の英語教育への不満とか、高校時代の不満とか、こうしたい、っていう思いとかを、結構忘れてしまった気がするなあ。
自分ひとりの不満や理想論で授業したいとは思わないけど、でも、あのとき抱いてた「こうしたい」とかっていう野望は、絶対失っちゃいけないと思う。そっから俺はスタートしたんだ。

昔のデータは、自分のスタート地点と野望を思い出させてくれた。俺は絶対、学習者に寄り添いきって見せる。

2011年6月12日日曜日

NLP ノート1

私は以前、NLP (Neuro-Linguistics Programming) の有用性の高さに注目し、独学しようと試みたことがあった。大学2年生のころからインド哲学(特に仏教)の一端を学び、それからは西洋的なものの見方に(無差別に)懐疑的になっていたため、自分の考え方を見直そうとNLPからの脱却を図ろうとして、結果NLPからも足が遠のいていた。しかし最近になって、寛容性のなさや、悪い方向に物事を勝手にとらえてしまうなどの兆候が見られる気がしたので、またNLPを勉強しようと思う。
NLPは、誤解を恐れずに言うならば、考える方法 (how) を提供してくれるツールである。創始者であるリチャード・バンドラ―、ジョン・グリンダーの二人は、当時心理療法界で名をはせていた3人の人物のバーバル・ノンバーバルなコミュニケーションパターンを分析し、プログラミングした。これがNLPとなったのだ。このように生まれたNLPだが、療養的効果のみならず、一般的な「より良い生」を求める人たちにとって、強力なツールとなり得る。しかも、この考え方のフレームは、様々なところで応用が可能である。(という、NLP界の様々な人たちの主張である。笑)


ここまでが簡単なNLPの紹介である。以下は私の公開ノートのようなものである。みなさんが学べるか否かには全く配慮していない自己満足ノートなので、あらかじめご了承ください。笑

①ヒューマンテクノロジーであり、人間の体験の中で作用する。それまでの心理学がwhyを探求していたのと比べて、NLPはhowに焦点を置く。「心―身」のテクノロジーとでも言うべきもの。
②NLPのコンポーネントとしてあげられるものは、ニューロ、言語(あらゆる記号システム)、プログラミングである。
情報処理のモデルは次のようなものである。次の図はホール(2006)より抜粋。
メタステート(「状態に関する状態」)
↑↓
信念/価値観
言語(メタレベルの信号)
サブモダリティ
心の中で上映される映画の
映画的特性・・・各代表システムの特性から生まれる
↑↓
モダリティ
感覚に基づいた表象
意識に先立つ神経学的コード化
 人間は世界そのままを知覚するのではなく、感覚的に認知した後、それを自ら地図に書き、言語以前のレベルでまた地図を書き、言語で抽象度をあげて整理する。その時の体験が他のモダリティと結び付き、プライマリ・ステートがたがいに融合していき、価値観や信念が形成されていく。これを管理するために、メタ・ステートな観点を持つことが必要となる。また、世界に対するとらえ方を良い方向にかえるためには、情報処理の上位(サブモダリティ)にアクセスして、それを変えてやることが必要になる。これが可能だという考え方を支えるのが、「世界そのものを所有するのではなく、地図を描いてるだけ」という考え方である。現在の状態を観察し、理想の状態を十分にイメージして、二つをつなぐためにはどのようなリソースが必要なのかを検証する。その時に使うパターンをNLPは提供する。


(参考)
NLPハンドブック―神経言語プログラミングの基本と応用 L・マイケル・ホール著、橋本敦生監訳、浅田仁子訳 春秋社 2006

MIT OpenCourseWare etc.

There are some useful instructive Internet sites that you can gain a lot.
You can watch (,listen to, or read) some lectures of unis for free.
(Please note that none of them I found by myself: there were some people who recommended them on the web.)

Free Online Course Materials | MIT OpenCourseWare
Academic Earth | Online Courses | Academic Video Lectures
YouTube - ‪Education - YouTube EDU‬‏

You should also make the most of iTunes U.
All you have to do is to get iTunes for free, connect to iTunes store, and hit iTunes U on the top of the screen.
You will find numerous lectures there. I almost fainted with joy. haha

2011年6月11日土曜日

Jun 11th, 2011

Today's resolution: I'm getting more and more bigger assignments. I got to handle them. Jesus.

2011年6月10日金曜日

Jun 10th, 2011

Today's resolution: Discard my stupid pride: I cannot do what I cannot do. Rather, embrace new ideas and skills.

2011年6月6日月曜日

Jun 6th, 2011

Today's resolution: Do what I said  I would do. I don't want to be a liar so...

2011年6月5日日曜日

Which is me?

目標
  • Whichを使って、文を作ることができる。
  • 質問を通して、自らのことを知ってもらい、他の人のことについて知る。
備考

  既にWhichは導入済みであり、本活動はその導入後である。

流れ
  教師がいくつかモデルとなる質問をする。(e.g. Mr. A is a guitarist. Mr. B is a pianist. Which is me?)
        次に、生徒自身がいくつか自分に関する質問を作る。
  そして、ペアを作り、たがいに質問をしあう。
  このとき、授業者は、肝心のWhichを使っていることを確かめながら机間巡視する。
備考
  ことによっては"Which is me?"は最初と最後の二回言うことにしてもよいかも。
  次にAdvancedとしてWhich is ○○, A or B?のような文を作らせる活動を入れてもよいかも。
  宿題でQuizを作らせてくるのもありだと思う。

実際に塾でやってみた。その生徒は、当初から「簡単な会話ができるようになると良い」と言ってたり、ゲーム的な要素を入れたりして「砂糖で甘くして」あげないと極端に集中力を切らしてしまうような子だったので、このような活動をとりいれた。また、辞書を目の前に出しておいたら、まんまと「辞書使っていい?」と聞いてきたので、「May I use your dictionary? は?」といって、英語を使わせ、辞書を自主的に使わせることに成功した。「田尻先生、辞書を使わせたいです。」作戦成功。かなり目標達成がうまくいった活動だったので、記念にあげてみましたw

『ことわざの知恵』岩波書店辞典編集部編、岩波新書

私の日本語べたは今に始まったことではないが、最近特に、自分の中にストッパーがかかり始めている気がする。本来の能力のなさに加えて、心理的なものまで加わったら、まずい。
ということで人知れず「日本語の勉強シリーズ(self teaching)」なるものを敢行しているのだが、この本はさしずめ、記念すべきシリーズ第二講に当たる、といったような位置づけであろうか。

日本語のみならず、世界には様々なことわざがある。日本語のことわざには中国、ヨーロッパなどから輸入されたことわざも多いが、それらはなかなか気付かないほどに日本語のことわざとして定着している。例えば、「転石苔を生ぜず」などは良く知られた例なのではないだろうか、元のことわざは英語の"A rolling stone gather no moth."に由来するし、「ペンは剣より強し」などは、うまく日本語で韻が踏まれているが、ラテン語に由来することわざである。また、ことわざにはその意味が取り間違えられている例も多い。「情けは人のためならず」などはその典型例だ。また、日常生活の感覚から生まれたことわざなども収録されている。

この本を読んで、「ごまめの歯ぎしり」をせず、「三つ怒って五つ褒め七つ教え」ようと決めた。

『生徒の心に火をつける―英語教師田尻悟郎の挑戦』横溝紳一郎、柳瀬陽介、大津由紀雄、共著 教育出版

突然だが、先日、学部の友人が面白い記事を書いていた。彼の言っていることは、まさに私が本著から得た大きな知見として書こうと思っていたことであった。本を読んで「うーん」と唸り、さらに彼の記事を見て再びPCの画面の前で「う、う、う~ん」と唸ったわけである。いやはや、本当に私は素晴らしい頭脳を持った(そして素晴らしい人間性を持った)友人たちに恵まれたものだ。

というわけで、上の記事を参考にしていただきたい、と書いて終わりにしたい。が、それではさすがに怒られる(?)と思うので、駄文ながら少しは書いておこうと思う。


友人の記事にもあるが、「最終的な目標→中期的目標(多分、学年の目標等がこれに当たる)→短期的目標(多分、単元や本時の目標)」という方向で考えていくことが大事であると本書は説く。また、目標があって初めてどのようなテストを作るのか、どのような教材を用意し、どのような内容を教えるのか等が決まってくる。これを、Backward designと呼ぶそうな。とにかく、この本で一番目から鱗というか、身を引き締めさせられたのは、この考え方である。最近、自ら自主ゼミを立ち上げて、どのように授業をしていくのか、どのような授業案が考えられるのかを、実践的に考えているつもりであった。しかし、こて先にばかり目が奪われてしまっていたのではなかろうか。大枠の目標があってこその授業テクニックであり、授業案なのだ。最終的な目標を見据えて、どのような単元の目標を立て、どのような時間の割り当てでその項目をこなしていくのか。そのようなことを、実際には考えなければならない。文法項目を小分けにして、なるべく小さな単位で出して・・・しかし、実際にそれで間に合うのだろうか?その項目を本時でやって、その単元での最終的な目標は?そこに到達するために、本時で何をして、残りの時限で何をするのか?いろいろ考えさせられた。

また、本書で得たもう一つの大きな教えは、「生徒が挑戦できるような(したくなるような)、そういう学びを提供する」という考え方である。私は、「こんな活動は無理だろう」とか、「これでは難しすぎる」、そのように考えて、生徒が無理なく学べるような方法を模索することが重要だと思っていた。ところが、それでは「生徒の心に火がつか」ない。生徒が、「よーし!!」とか、「こなくそ、次こそは必ずやってやる!!」と思えるような課題を出すことが大切なのである。適度にチャレンジングであり、生徒が「できそうであともう少しのところでできない」ような課題を提供してあげることが大事なのだ、と本書では説いている。そこに本当の学びがあり、生徒の「分かった!」「できた!」という学びがある。生徒の実態をよく観察する必要性というのが、ここからも感じられる。

これは、将来是非購入したい一冊である。多分来月・・・いや、2ヶ月後・・・うーん。。。

2011年6月4日土曜日

June 4th, 2011

Today's resolution: At least do 3 assignments and have a luxurious day-off on Sunday.

2011年6月2日木曜日