2011年5月31日火曜日

May 31st, 2011

Today's resolution: Don't try so hard, stay smiling, don't get pissed off: stay happy, stay calm.

オールイングリッシュ案

①全体的な



Objective:内容(No One’s Perfect part①)の理解
Procedure:
①   <Warm-Up>(4min)Picture…He is cool, rich, and has a beautiful wife and live a happy life. Is he perfect? Does he have a problem? What does he need to be perfect then?→The title is “No one’s perfect.”→Everyone has some problem(s). Let’s learn the author’s idea.
②   <Pre-reading>(6min)ask some questions: What was not ordinary when the author was born? Who created a shocked reaction when they were born? What did his father think over? Why couldn’t author’s mother see her baby?
③   <Answers and Explanation>By answering questions, explain the important sentence and check the passage’s content. (10 min)
④   <New words and phrases> Use gestures or/and pictures. Or paraphrase. Students confirm by answering in Japanese. (6min)
⑤   <Post-Reading>(15min) In groups, please make a brief summary of around 50 words. In your summary, you can use sentences in the textbook but if you can make up easy sentences by yourself, it will be better and easier to make summary. When you talk in your group, you can use Japanese so please check whether you have understood the content with your friends. Please help each other and make a good summary.
⑥   <Consolidation>(9min) What did his father think when he didn’t let the author’s mother see her son? Please write down.
工夫した点:Pre-reading を入れることによって、生徒に問題意識を持たせながら読ませ、どこが難しいポイントなのかを明確にさせる。
また、Post readingにグループ活動をさせることで、Explaで理解がついていかなかった生徒も他の生徒の話しあっているのを聞く、助言を受けることによってフォローアップとなる。全体で授業者一人がQ&Aで理解状況を把握するのには限界があると考え、何らかの形で生徒たち自身が理解を確認、教え合うことが大事だと考えた。

授業ではこのPost-Readingをやる。


☆要約は難しいと思うが、本文はもともとがそこまで長くはないし、チャレンジングにしてもいいのではないかという判断。そもそも、チャレンジングだからこそ、話し合いが生まれ、理解の補足のしあい(つまり話し合い)が生まれるのではないだろうか。


②構文説明の案

オールイングリッシュで進めるとなると、どうしても構文の説明が厄介になる。簡単な文でいいかえる、簡単な要約みたいなもので内容の把握をさせる等の解決策もあるが、結局内容は分かってもその分の構造を直接説明するわけではないので、弱い。文構造は直接やはり解説したいものだ。
そこで、解決策としては、だんだん文を大きくしていく、ということができるかもしれない。まずは文の最小限の内容だけ出しておく。そこから修飾している語や節などをつなげていき、完全な文にするというものである。こうすることで、①文の最小単位がわかり、5文系でどの分類に当てはまる文か等の、簡単な構造を把握できる、②修飾関係、節・句などが何詞の働きをしているか、等がわかる、等の効果が期待できると考える。

<サンプル>No One’s Perfect
①l.11 But my father thought over what would happen when my mother saw me.
My father thought over ○○.
What did he think over?
My father thought over what would happen.
When would it(何か起こること) happen?
My father thought over what would happen when my mother saw me.

☆1what would happenは「考えたこと」だから目的語(句)(O)になる名詞節
☆2when my mother saw meは本来必要のない追加情報で、what would happen
を修飾する副詞句

②l.8 She realized something serious must have happened, but at the same time it was hard for her to ask anything.
She realized ○○.
What did she realize?
She realized (that) something serious must have happened. ―1
it was hard.

For whom was it hard?
it was hard for her.
What was hard for her?
it was hard for her to ask anything. ―2

1の文と2の文の関係は?→反対のことが(but)同時に起こっている
(at the same time)!!
She realized that something serious  must have happened(1)
but at the same time
it was hard for her to ask anything.(2)

(1)☆1that some thing must have happenedは気づいたことだから、
目的語(句)(O)になる名詞節
(2)☆2it was hard for her to ask anythingは、
”it is(was) ~for… to do something”の構文だね!!



もし、構造説明なんてそんなに難しくねぇだろ、とか言う人、ごめんなさい笑

2011年5月28日土曜日

May 28th, 2011

TOTO I'll be over you
Really lovely, but sad song.

Today's resolution: I'll be teaching you. Wait you my lovely students I won't let you be over me!!lol

2011年5月24日火曜日

May 24th, 2011

No matter what you want to say, I don't really understand it if you can not tell me exactly.
And sometimes it's tough to be horsed around because I'm really in trouble.
Will you get angry if I say this? Do you think I can take it as a joke all the time?
I'm a human, I sometimes am really down, really in trouble.
Also, if you think you can say anything you think right, well it doesn't matter really.
But you are happy to know that you sometimes hurt someone while you don't know you do.
You are so innocent, I know. But sometimes it just kills me. Really kills me.
And I donn't dare to say that. They are just too convinced so they don't care me.
So it doesn't really matter. Nothing really matters, to me.

May 24th, 2011

I think my life has been full of lies and excuses so far.
Alas! How childish I am, while I pretend not to be.

Today's resolution: Do not do impulse shopping. From a statistic, it is revealed that men do more impulse shopping than women.

2011年5月23日月曜日

Sherpa(第四回)

『訳読OnlyからのTake Off』という副題の元で、3人の先生方の発表があった。高校での授業案を三者三様の形で提示した。

しかし三人の先生の案で共通していたのは、「何らかの形で教科書をコンパクトにする」という点であったように思う。(それぞれ、「パラグラフチャート」「日本語サマリーシート」「縮約版」というツールを使っていた。)このアイディアを支えている考え方が次のものだと思う。

①教科書で十分な基礎力がつけられる
②くり返しが肝要である
③Input⇒Intake⇒Outputの三者をいかに効率的につなげられ、文法を身につけさせるかるかが大事である

そこで、③’大量のインプットを与えるよりも、Intake、Outputとの連携を大事にするため、①’栄養価の高い教科書を更に栄養価の高いものにコンパクトにし、②’それを繰り返すことで完全に身につけさせる、という考えに至ったのだろう。
これは、ただの想像ではなく、実際にSherpaのメンバーが発表後のディスカッションでおっしゃっていたことを参考に推察した。

私は、実際この考え方には賛成である。私も受験勉強をしていた頃、色々手を出しすぎて、結局何も身につかなかったという苦い思いをしたことがある。結局、基礎力を身につけなければ、かっちりとした学力を身につけることは難しい。
しかし、生徒はこの繰り返しについてくるのだろうか?手を変え品を変え繰り返しを重ねても、生徒は教科書という媒体に飽きてしまうのではないだろうか。

そこで、何とか同じ語句、フレーズ、文構造が入った別の文章を見つけてこれればよいのではないか、というアイディアに思い至った。これは、中学ならともかく(例えば別の教科書を使う等の試みが考えられるし、実際そのような試みをしている先生を大学の授業で知っている)、高校の教科書で行うことはかなり難しいだろう。Googleの検索を使っても難しいだろう(と思うが、これを可能にするようなソフト・プログラムを知っている方はご連絡下さい)。今私に考えられる策としては(といっても実はSherpaのメンバーに助言をいただいただけであるが笑)、教科書の出典に当たる、というくらいである。すると、縮約版⇒教科書⇒原典という流れが出来る。しかし当然これは難易度が高くなる。好奇心旺盛で、能力が高いクラスであればついてこれるだろうが、注をつけたりする作業が、また厄介だろう。なんとか、低難易度の違う文章を見つける方法を見つけたいと思う今日この頃である。

2011年5月22日日曜日

英語授業研究学会(2011/5/21)

今回が関東支部の169回回目の研究会だったそうです。それだけ長く続くというのは、やはりそれだけの価値がある学会なのでしょう。

今回の研究会では(Smallerは第一部のみ参加)、中学3年生の英語の先生の授業実践をビデオで視聴した。先生は東京教師道場と呼ばれるセミナーに通ったそうで、そこで教わったこと、そしてまだその教えに疑問を持つ内容をいくつかリストアップされている。
洋楽での歌の指導(先取りして歌うことでリード→一緒に歌う)
Q&Aでの疑問文の復唱
生徒の発話の言いなおし
etc...
他にもいろいろあるのですが、ここでは割愛します。

<少人数制授業でのメリット>
この授業は、少人数で行われていました(18名)。つまりクラスを半分に割っているのです。
授業鑑賞が終わった後、行ったペアでの話し合いで、相手の二宮先生がおっしゃっていたのは、「オーラルイントロダクションが本当に分かったと確認できたか」ということです。「少人数というメリットを活かし、全員の理解度が確認できてい案買ったのではないか。」実際、Q&Aで答えを言っていたのは、やる気のありそうな特定の子だったのです。ここで、大人数だと話は変わってくるのですが、少人数クラスのメリットを生かすことが必要なのでは、というお話でした。
ここから、その場で出たメリットの整理です。


  • 一人ずつ挨拶したり質問したりてもそこまで時間はかからない。
  • ペアが絵や積替えなどが気軽に授業内ですらできる。
  • 提出物に赤が入れられる(大人数だとなかなかできない)
等をあげられていました。


更に質問の種類についても考え方の整理がされていて、短い時間でしたが充実していました。
特に考えさせられたのは、Oral Introductionを絶対視せず、きちんとわかっているのかを常に気をつけておくことが大事だ、ということだ。最近特にだが、Oral Introductionを絶対化するようなことがったのをちょっと反省しました。あとは、New WordsのFlash Cardをつかったものも、きちんとその単語を意味を付加した状態にできるのか、という疑問もわきました。Card以外にももっとジェスチャー等を使った方が、やはり身につくのかな、と。とにかく、暗唱中に日本語の意味をちょっとFlashさせるだけで意味と結び付けられる、というのは無理な相談なのでは?と。

2011年5月20日金曜日

『英語授業の大技小技』靜哲人著、研究社

最初の章から、著者の妥協なき姿勢がうかがえる。私が現役の中学生・高校生だった頃、もっとも苦手だったタイプだ。笑

彼の教授スタイルや哲学には様々な反論があると思われる。私自身、好きなタイプではない(何度でも言う笑)。
しかしながら、筆者は教師として一つの確固たる芯を持っているし、そのまなざしは実は暖かい。
そして、筆者の定義する問題への筆者自身の対策が気に入らなかったとして、他の打開策が見つかるであろうか。もしも筆者とうまが合わないとしても、そこまで考えないとただの誹謗中傷である。

また、面白い技・考え方もたくさん出てくる。
私が特に実践したいと思ったのは、ディクテーションの技である。自身が「ぶつ切りディクテーション」と呼ぶその活動は、私が教師になったら重宝すると思う。
また、あえて通例の逆をやろうという試み(意味理解→読みではなくて、読みながら構造を理解→意味の把握)なども、反骨心というか、奇抜な発想がうかがえる。
また、テストに対する考えも素晴らしいと思う。今読んでいる田尻先生の本とは違うアプローチ・考え方だが、テストにおいて(も)両者に通じるのは「生徒の能力を伸ばすのだ」という意識が明確であるところである。

主に高校で実践されそうな「技」集であるが、目から鱗な活動が多いので、将来クラスでのアイディアに詰まったら、是非読み返したい本の一冊である。

ゼミ(5月17日)<現在進行形>~performanceについて~

この春から、英語教育実践ゼミを、通っている大学である教授のお力を借りて運営し始めたのですが、前回は現在進行形の導入と展開のワークをやらせていただきました。
時間の関係上、Procedureについてのコメントしか得られないのですが(というのもまだまだerformanceについてフィードバックをもらえるようなレベルではないからですw)、自分でビデオを見ることができたので、フィードバック含め気づいた点を挙げてみたいと思います。

1. 反省点
Dorayaki小文字ですね。笑
・TextbookではなくてNotebookを開いてほしかったんですね。笑
→ここから私がどれだけ認知的に追いついていなかったかがわかるでしょう。笑
・”Please write down that sentence.”は、Classroom Englishででている可能性はあるものの、もっとジェスチャーを入れた説明をしたかった。
・a dorayakiにヒントもしたのに、何故か冠詞いれずに読んだ自分には脱帽です。。。
・(特に)日本語での説明が相変わらずくどくど。Jesus.
→練習不足を露呈した感が否めません。泣 とにかく、一刻も早く指導案作成や副教材に膨大な時間を使う生活を打開しなければ。。。

2. あ、でも前回より良くなった点もあったんすよ
・前回の反省を踏まえて、主にリピートで生徒の発話機会が増えてた。
・前回の反省を踏まえて、新しい学習事項にのみ集中がされるようになっていた(余分さは少なかった)
→人間として、ちゃんと失敗を反省として生かせたのではないでしょうか。
・余り指導案に固執しすぎず、生徒の反応を見て対応できた(日本語で理解をフォローアップする等)。

田口先生も学習指導案に書かれていましたが、先生は「演ずる」ことが必要です。シナリオのない人生という舞台に立ってきた私ですが、シナリオのあるものを演じられるようになるためには、俳優さんのように、練習あるのみですね。頑張るぞー。

2011年5月19日木曜日

May 18th, 2011

OK, I've spent whole day but what I achieved was to earn a little money.

Tomorrow's resolution: Do what I'm responsible for.

2011年5月17日火曜日

May 17th, 2011

I cannot do this anymore, even during the teaching practice.
Need to learn how to save time seriously.haha

Today's resolution: Revenge chace!! This time I will progress!!

2011年5月16日月曜日

May 16th, 2011

Think. Feel. Perceive.
People say many things and all of them are correct.
They are just their words and their experiences.
What I need is my own word and experiences, listening to the others better.

Tomorrow's resolution: I need to print out some paper, need to bring them. Don't forget them.

2011年5月14日土曜日

May 14th, 2011

I realized that even May went halfway already. Time flies.
Yesterday had I awesome party. Amazing ppl.

Today's resolution: Many assignments, but finish them one by one steadily.

2011年5月11日水曜日

『ちゃんと話すための敬語の本』橋本治著 ちくまプリマー新書

この本、購入の動機は、「敬語を知ろう・使えるようになろう」でした。
結果、そういう本ではありませんでした笑。
でもいい本でした。負け惜しみじゃなく購入して良かったな、と思いますよ。

では、どういう本かというと、筆者もあとがきで述べられているように「敬語を使うことについて考える本」です。
筆者の主な主張は2つです。
①敬語は、人間関係の距離を保つための道具であり、(特に現代において)敬意を表すため、というのは一義的ではない。
②現代で最も多く使われるべき敬語は、丁寧語である。
この二つの点を、敬語の歴史をさかのぼっていろいろな視点から説明されています。
説明の口調は優しく、読みやすいです。

さて、この本では、具体的説明のために度々教室が例として出されます。
そこで、「ねえ、先生」という一見なれなれしくも見える呼びかけは、実は生徒が先生と親しくなりたい、先生との「距離」を縮めたがっているのだ、と橋本先生はおっしゃいます。「先生」という単語のみで「距離」は遠くなってしまいます。そこに敬語を使えばなおさら、ということです。
しかし、生徒と先生の距離は近ければいいというものではありません。それ相応の立場を守ることも、先生として教えなければならないのであれば、そこに先生の信頼を守るという点で、距離を置くことも必要です。
将来、自分の教師としてのキャラ、クラスや生徒一人一人の性格等をみて、最良の「距離」を見極め、適切な敬語でそれを実現できるようにしたいです。

About the inconvenience that I had recently

Recently I didn't add any articles.
I don't know why but Blogger sucked and I couldn't edit it. Sucked.
It seems like it recovered, so I would like to add some articles from now on again. Yeah.
See you sooooooon.

2011年5月9日月曜日

May 8th, 2011

I couldn't brat around because I had no power...I was really sorry for my friends and ALC's people waiting for me.

***

Now, I'm the chief of an ESS club in my Uni.
I have always been into that club, always.
When I became the chief, my dream was to revive that club once again.
Until now, I've made every effort to achieve that goal.
In the course, I've made a lot of attempt; have changed my attitude toward the members; have changed my attitude in the way I encourage people to join it.
I even have changed my characteristics, I think.
The club was my motivation, my excitement, and my start.
And it always will be.
So I set the goal to revive it, and somewhat I achieved it, I think.

And now, I'm on the final job to have the club full with rejoice.
I will do every single thing to realize my goal.

***

Tomorrow's resolution: Laugh from bottom of my heart. I need a fun, seriously.

2011年5月7日土曜日

May 7th, 2011

Did I forget to decide today's resolution? Well, today's resolution was "empty". It was highly philosophical resolution so impossible to achieve, haha.

Tomorrow's resolution: I'm too old to pretend as a high school brat, but I'll hoarse around to show myself as if I were a high school brat bratting around. What a fucking brilliant resolution.

2011年5月6日金曜日

May 6th, 2011

Today I again overslept...it was such a wonderful morning. I was totally pissed off when I got up and I was like "What the fuck is this time???? Is this fucking clock broken ha?" My bio-clock was actually broken.

Today's resolution: I will be gentle to as many ppl as possible.

2011年5月5日木曜日

『新編 教えるということ』大村はま著 ちくま学芸文庫

筆者は教育者として戦前・戦後の時代を「教え抜いてきた」大先輩であり、そんな大先輩のありがたいお教えがつまった本、といった感じである。
多少時代遅れなのでは、という方もおられるかもしれないが、子供に対するまなざしの温かさ、教師としての自分に向ける目の厳しさは、いつの時代にも共通するものではないだろうか。

この本は、著者が行った4つの講演を収録している。

この本を通して私はたくさんのことを学ばせて頂いたが、特に胸に焼きついたのは、著者の「教師という職業人としての自覚」をしっかりと持ち続ける姿勢である。
教師は、一人ひとりの子供に「将来」という大きな責任を抱えている。そして、教師は勉強を教えること、ひいては指導することが仕事なのである。本来学校で学ばれるべき主な内容・課題を宿題として出すことは、その「教える」ということを放棄している、ということなのである。
教師は、閉じた世界にいる。そして、教師の仕事を見ているのは、子供たちである。ということは、教師というのは「監視」される立場にはないということなのだ。そして、しばしばそのことに甘えがちであり、家庭に、子供に責任を押し付けがちなのである(そういえば昔、日本の学校は「サービスをしている」という意識が低いため、教師の仕事の質も低い、という評価がなされているという話を聞いたことがある)。そうではなく、「教える」ことが仕事なのだから、「一生懸命」やるだけではなく、「分からせ」なくてはならないのだ。

また、教室の生徒全員に対して教師としての仕事を全うするのだ、という意識の高さにも驚いた。近年特に、スローラーナーや知的障害を持つ子どもたちへのケアが叫ばれ、どうしてもそちらにだけ意識が行きがちであるが(もちろんそういった学習に遅れのある子へのケアは最大限にされなければならない最低限度のことではあるが)、著者の温かな眼差しは、決して教室のある一定のできる子どもたちに、教師が不在であるかのようには感じさせない。できる子もできない子も、全員が夢中になって全力で授業に参加し、他人と自分を比べて卑屈になることもなく、自らの能力を一段でも二段でも引き上げられる。そのような授業をやらなくてはいけない。そしてそれを可能にするのが、著者の推進する単元学習なのである。

そして、これは著者の教えの大きな部分ではないが、「自分でうまくいった、と思ったことは書きとめておいて、後で眺めてみる」というのは、先日知った梅さだ(木へんに貞)忠夫先生の、「物事は気臆せずに記録する。”自分”というものは、時間がたてば他人と同じだ」という考え方とリンクした。情報社会の今を生き抜く術であり、工夫である。なるべく実践に移していきたい、最先端に共通する先人の教えであると思う。

『あなたの英語の勉強を楽にしてあげたい!』酒井一郎著 草思社

一言でいえば、「私の英語の勉強を楽にしてほしい!!」と思っている、英語を職業で使うわけでなく、楽しみや趣味程度で身につけたい方には、ホッとできる本。

書いてあることをざっくりとまとめれば、
①シンプルイングリッシュ(著者が提唱し実践している、中3レベルちょい以下くらいの、「実用的な英語」(p.25)であり、「英語の基礎」(p.32))を学び、心理的負担を減らそう
②細かい文法は気にしすぎないようにしよう
③潜在意識にアクセスするため、繰り返し等を意識せよ
④左脳を使って「勉強する」のではなく、右脳を使って「トレーニング」せよ
⑤苦手意識を取り払い、できると思ってしまえ
⑥TOEICや英検は、実用英語とは名ばかりであり、無視せよ
といったところである。

筆者は、どちらかというと心理的なものに造詣が深い、といった印象を受けた。NLPを少しかじった時に感じた空気と同じものを感じた。例えば⑤。ポジティブシンキングは、NLPにおいてかなり重視される。潜在意識などの用語を出すあたりも共通している。もし筆者が、NLPや他の先端応用心理学(?)みたいなものを英語学習に応用しているのなら、それはとても興味深いと思った。

しかしながら、本の内容はお粗末としか言いようがない。まず、理論をしっかり踏まえているとの記述があったが、正直な話学部生である私でさえ、「ん?」と首をかしげてしまうような記述が散見された。まずは、筆者の提唱する「シンプルイングリッシュ」だが、これは一歩間違えれば「化石化」につながってしまうと思う。またこれは枝葉の部分をつつくようで悪いのだが、アメリカ英語とイギリス英語は「平均化さ」れた、という記述も見えたが、私が思うに、たとえ筆者の言うように多少の平均かがあったとしても、些細なものだと思う。これを根拠にして、イギリス英語・アメリカ英語を過小評価し、My Englishや「世界共通語としての英語」、「カタコト英語」を推進することには反感を抱かざるを得ない。

また、特に最近「文法をくよくよ考えるな」と公言してはばからない、その上で学校英語を批判するような文献を見かけるようになったが、彼らには「学校できっちりした文法・基礎を教えているからそんなことが言えるんだ、もし文法知識0なら間違っても同じことは言わないだろう」と言ってやりたい。この本には受験英語への批判はあったが、明らかな形での学校英語教育批判はなかった。しかしながら、文法をくよくよ気にすることをやめるように、と言いながらも、中3までの文法事項はしっかりさせておくように、といったことを言う、少し自家撞着のようなところもある。

社会人には時間がないのだ、と言いながらも、忘れた量を上回るインプット量を、といった趣旨のことを述べているのも、矛盾していると言わざるを得ない。

しかしながら、TOEIC、英検批判等は痛烈・痛快であり、また英語学習にきちっとした目標を設けなければならない、等といった考え方は、非常に大事なことを思い出させられた感じがした。批判的に読まなければならないところも多いが、スクール経営者として成功している筆者だけにあって、一人の優秀な経営者・教育者として確固たるオリジナルの立場を持っているのだ、という気概は感じられた。

2011年5月4日水曜日

May 4th, 2011

It was sleeping day: slept slept slept! And sometimes read books: and that's all!!haha

Tomorrow I will: finish reading the book I'm halfway with, stay home drinking coffee, spend no money.

2011年5月3日火曜日

May 3rd, 2011

Today I decided to go to a party and fortunately I had a lot of new meetings there. It is always good thing to meet someone new.

Tomorrow's resolution: I am not going to use money. No. Or in the first place, I have no money to spend so it's impossible anyway.

May 2nd, 2011

Today, I woke up at 8 a.m., which is by far the later than I expected. Dude, I made it so it's OK. Let's say so...

Tomorrow's resolution: Talk to people who I don't know well (don't be shy) in a party.

2011年5月1日日曜日

May 1st, 2011

Today's resolution: Yes, I relaxed taking a walk, browsing the Internet, playing the guitar and all, and I certainly did some assignments. But some is some. Dude, forgive me.

Tomorrow's resolution: I'll buy a speaker for my club. I'll wake up by the time I can make it at least.

習得順序 ~L1話者、L2/FL学習者で違いはあるのか~



  • L1の習得順序~多分みんな同じ~

 L1の習得順序はみんな一緒といえるだろうか。これに関しては、一致すると考えてよいと思う。幼児は、大体1歳のころに一語で意思を伝えようとする「一語文」を話すようになると言われている。そしてそれが二語、三語と単語の数が増えていくのである。⁽¹⁾ みんながこのような過程を通るのであれば、その獲得の中身もかなり類似していると言えるのではなかろうか。つまり、文法を獲得していくにつれて、使える単語の量が増えていくのだが、その中身はその単語量の増加を支えるために、ある程度決まっている必要があるのではないだろうか。ヤーコブソンは、幼児の音素の獲得順序に普遍性があることを見つけた。しかも、これは子音にも言え、世界の言語の音素の分布ともリンクすることは非常に興味深い(例えばある言語に[p]がなければ[f]も持たず、学習者に関しては[p]を習得せずに[f]が習得されることはない)。⁽²⁾



  • L2/FL学習者はどうだ?~やはり同じ?~

ではL2/FL学習者ではどうだろうか。Klashenは「情報処理の制約」という考え方の中で、情報処理の困難さには3つの次元があると提唱し、その困難さに応じて言語習得が進むとされている。これらからは、L2/FL学習者でも一定の習得順序を経て学習が進むという結論が言えそうである。


  • 転移は?~普遍文法vs問題解決学習~

かし私はそうことは単純でないと思う。L2/FL学習者はすでに母語(L1)を持っているので、認知の仕方はこのL1によって制限される。ここで重要なのは、L2の習得に、普遍文法と問題解決学習のどちらが使用されているのか、ということである。もし普遍文法が関与するのであれば、L2であれ上記のように一定の習得をすると言える。しかし、もし問題解決学習のようにL2の獲得を試みるのであれば、考える過程で(つまり仮説を立てる段階で)母語の文法の影響を受けざるを得ず、習得順序は他のL2学習者と異なってくる。つまり、それぞれの母語から異なった母語の転移を受けると考えられる。そして、第二言語の習得に問題解決学習と普遍文法のどちらが関与しているのかということだが、私はやはり問題解決学習によって習得を試み、結果母語からの影響は避けらず、習得順序は異なるのではないかと考える。少なくとも学校教育で英語を学ぶ日本人は、文法の明示などを日本語で説明を受けるため、母語からの影響を受けた習得の順序を踏んでいるのではないかと思う。例えば、日本人には日本語にはない冠詞の習得が難しいし、前置詞は日本語の格助詞と混同して、「名詞+前置詞」という語順にしてしまうというミスを犯しがちである。
このように、母語の転移を受けるとするならば、言語習得における「情報処理の制約」に、もうひとつ新しい項目を加えなくてはならないことになる。転移は正の転移も合わせて、第二言語習得の順序に、大幅のずれをもたらすのだ。


参考文献


⁽¹⁾ 『やさしくわかる発達心理学』林洋一著、ナツメ社


⁽²⁾ 『言語の脳科学』酒井邦嘉著、中公新書

⁽³⁾ 『英語教員のための応用言語学―ことばはどのように学習されるか―』大喜多喜男著、昭和堂

April 31st, 2011

Yesterday, I was able to gather two people, which means even less than last year, and both of them I met before in ESS haha.

Today's resolution: Relax, and do some assignments. They are below:

American Literature
English Education Exercise A
British Culture (Preparation)
Junior High English Education (Preparation?)