私の日本語べたは今に始まったことではないが、最近特に、自分の中にストッパーがかかり始めている気がする。本来の能力のなさに加えて、心理的なものまで加わったら、まずい。
ということで人知れず「日本語の勉強シリーズ(self teaching)」なるものを敢行しているのだが、この本はさしずめ、記念すべきシリーズ第二講に当たる、といったような位置づけであろうか。
日本語のみならず、世界には様々なことわざがある。日本語のことわざには中国、ヨーロッパなどから輸入されたことわざも多いが、それらはなかなか気付かないほどに日本語のことわざとして定着している。例えば、「転石苔を生ぜず」などは良く知られた例なのではないだろうか、元のことわざは英語の"A rolling stone gather no moth."に由来するし、「ペンは剣より強し」などは、うまく日本語で韻が踏まれているが、ラテン語に由来することわざである。また、ことわざにはその意味が取り間違えられている例も多い。「情けは人のためならず」などはその典型例だ。また、日常生活の感覚から生まれたことわざなども収録されている。
この本を読んで、「ごまめの歯ぎしり」をせず、「三つ怒って五つ褒め七つ教え」ようと決めた。
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